以下の記述は、1999年10月23日に東京で行われた薬害根絶フォーラムで配られた、「陣痛促進剤による被害を考える会」発行のパンフに記載されているものです。ただし、一部見出し番号を着けるなどの変更を加えました。
被害の一覧データ:1992年10月1日、陣痛促進剤の添付文書改訂以降の副作用報告
発足 1988年2月28目
動機
1984年4月28目(土)出元が第3子の計画分娩(陣痛誘発)により、オキシトシンの点滴開始からまもなく強烈な陣痛が始まり、その痛みは間断なくひっきりなしに襲いかかり、前2回の陣痛とは比較にならない異常な激痛の連続で、ついに子宮破裂という想像もしない事態に陥る。緊急帝王切開するも児は、アプガースコア1点という重症仮死で出生し、脳性麻痺で肺炎を繰り返し1歳8ヶ月で死亡。
事故直後から陣痛促進剤への疑問を持ち、独自に勉強し、新聞の投稿やTV・雑誌に取り上げられることにより、多くの潜在する被害者がいることがわかり、情報の必要性を感じ会を発足させる。
目的 陣痛促進剤の使用による悲惨な事故をなくし、安全なお産の実現を目指す。
活動
(1)医療側には陣痛促進剤の安易な使用に警鐘を鳴らし、産む側には危険性・副作用を
も含めた正しい知識や情報の提供のための集会開催。
(2)被害の実態、使用状況の実態を調査し現状を社会に公表。
(3)被害者等の医療相談の受け付けと裁判の支援。
(4)厚生省等、行政への働きかけ。
(5)会報「安全なお産ネットワーク」の隔月発行。現在69号
○92年10月と93年3月に、陣痛促進剤の添付文書に赤枠で警告欄が記載され、用法・用量、最大
使用限度量、使用上の注意が大幅に改訂される。その後も、再三に渡り使用に際して注意喚起が
行なわれている。
○さいろ杜から『病院で産むあなたヘ−クスリ漬け出産で泣かないために』を出版(95年11月〉新
聞各紙で紹介される。「こんな本が欲しかった」と好評
○97年10月から「分娩における陣痛促進剤の使用とインフォームド・コンセントの実態調査」を行
ない、母親学級及び使用の際にも陣痛促進剤の説明が十分提供されていない現状が明らかになる。
○子宮頚管熟化剤(マイリス*)の不適切な使用が頻発しており、製薬会社に使用実態調査と動物実
験を依頼している。内分泌攪乱物質としての問題を提起している。
○これ以上悲惨なお産を体験することのないよう、安全なお産を求めて活動している。
会員 270名 被害者他、医師・保健婦・助産婦・看護婦・弁護士など
代表 出元 明美(でもと あけみ)
住所 〒706-0011 岡山県玉野市宇野4-7-1-502 電話 0863-32-2310 Fax兼用
携帯 090-7126-4141
E-mai1 fwnx3293@nifty.com
入会希望者は、郵便振替番号01660-0-42123 加入者名:陣痛促進剤による被害を考える会
宛に入会金1000円+年会費3000円を振り込んで下さい。
(*薬害資料館注:マイリスの危険性については、ここに文献を指示)![]()
陣痛促進剤は、その使用が非常に難しく、作用が強く働けば直ぐに副作用として重篤な症状を
呈する薬剤である。様々な被害症例の中から、6例を紹介する。
陣痛促進剤による被害を考える会・編『病院で産むあなたへ〜薬漬け出産で泣かないために〜』 さいろ社