主に戦後日本の薬害事件を発生年ごとに示しました。主な事件のページにリンクしています。
こちらは、薬害の防止・根絶をめざした運動や裁判に関する年表です。まだ試行版のままです。
日本の戦後薬害の原点となった事件です。基本的な構造はこのときから変わりません。回収の遅れが被害を拡大したほか、障害を持って生まれたために闇に葬られた新生児も多数にのぼったと推定されています。責任の追及が不十分だったという点でも問題を残しています。
被害者数2万とも3万とも言われる、戦後最大の薬害です。キノホルムが原因とわかるまで、被害者は激しい差別に苦しみました。1万人に近い被害者が救済と薬害の根絶をめざして訴訟に参加し、薬事二法の成立など大きな成果をあげましたが、「根絶」の課題はなお残りました。
製薬企業の利益追求と産官医の癒着によって血友病患者総数5000人の4割に当たる2000人がHIVに感染し、すでに多数の被害者が亡くなりました。また、エイズ予防法に見られるような差別が被害者をました。現在、当時の責任者が裁判において刑事責任を追及されています。
頭蓋手術後の硬膜移植によって治療法のないクロイツフェルト・ヤコブ病におかされた被害者は、現在わかっているだけで60名を越えています。厚生省は、USAで問題が指摘された後も数年にわたって放置し、被害が拡大しました。
この国では、医師や医療機関の都合にあわせて出産の日時が調整されていますが、そのために使われる陣痛促進剤で母子の生命や身体が失われ、また脅かされてきました。日本の医療の根底を問う問題です。
病気を予防するはずの予防接種や必要のない筋肉注射で死亡を含む重篤な被害が生じました。それぞれ事情が異なりますが、利益追求に走る日本の医療のあり方を考えさせる事件です。
危険な薬を安易に適用拡大した結果、失明に至る被害者が続出しました。裁判は終結しましたが、製薬企業や国の責任追及が十分だったとは言えません。
治験のさいに死亡例が生じたにもかかわらず発売され、短期間の間に20名以上の死者を出しました。薬害多発の構造が変わっていないことを示した事件です。
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